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症例報告

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頸部ジストニアに対する遠絡療法

Eコース終了 寺木啓祐

32歳男性、23歳時に不安症、パニック障害、左頸部ジストニアを発症、薬物療法にて不安、パニックは軽快、服薬も抗不安薬の頓服のみとなっていますが、左頸部ジストニアが残存。心因性の要素も強く、緊張などをきっかけに不随意収縮が悪化します。

遠絡治療としては上位脳ー下位脳までをカバーするとともに左頸部筋群への連接を行っています。

1) To/2d+c+a

2) rAxIII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

3) lAyIII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

4) lAxII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

5) lAxIII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

6) lAyII/c+a

7) lTyII/c+a

8) lTyIII/c+a

9) lAyI/c+a

10) lTyI/c+a

少しずつ不随意運動も緩和しているような感じはあります。すぐに大きな改善がみられとは考えていませんが、先生方の中にフォーカルジストニアに対する遠絡治療の経験がございましたら教えていただければありがたいです。

閲覧数:44
tksml
May 30

小泉先生よりのコメントです。

頚部ジストニア(cervical dystonia) (1)概念:中枢神経系の障害に起因し、頭部の不随意運動障害が主症状ですが、頚部筋の不随意収縮による頭位の偏奇を伴うこともある。

(2)分類:一次性(原発性)、二次性、心因性ジストニア。

(3)症候:主な症状は頭部の震戦、頭痛、頚部痛などある。外傷(頚部とは限らない)や精神的負荷などが発症の契機になることもある。

(4)治療:頭部の4ライン(AyIII,AxIII,AyII,AxII)が必要と考えます。


①To2d+c+a

②rAxIII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

  ℓAyII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

  ℓAyIII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

  ℓAxII/bc+c+a+d/bc+c+a+d

  ℓAxIII/bc+c+c+a/bc+c+a+d

③rℓAxIII//6/3! ℓAyII//6/3! ℓAxII//6/3!

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会員による症例報告です。※記入の際には修了コース・氏名を明示ください。

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